洋服を買った後こそ，センスを磨くチャンス
服のセンスを磨きたい！
ここでいうセンスってのは，おしゃれだとかかっこいいとかじゃなく，
買うときに，自分にあった服をいかにスムーズにスパッと選べるセンスのこと．
洋服買ったとき，サイズが思いの外，デカかったり，家で見たら色が微妙だったり，
あと，店で気になる服を見つけた時，サイズが合ってるのかわからなくて，どうしよ～って不安になることがある．
いつものSサイズを見つけて興奮しながら試着室で来てみたら，意外とブカブカでがっかりなんてことも．今までのワクワクはなんだったんだ．時間ももったいない．
それに，うじうじ悩んだり，念入りに洋服を自分の体にあてがってサイズを確かめたりすると，すぐに店員が寄ってきてしつこい＞＜
それで，もっと自信をもってスマートに服を購入をしたいなーって．
最近思ってるのは，
洋服のタグとかネットに書いてある，丈とか素材とか色とかの情報って，
買う前だけじゃなくて買った後もすごく価値があるんじゃないかってこと．
洋服を買ったら，タグとかはすぐに捨てずに，服とセットにしてとりあえず写真に残しておく．
そして，タグとかホームページとかで，その服の情報を調べる．
そのとき，
フランネルってこんな手触りなのかー．自分にとってのスリムな裾丈はてのひら1つ分弱だな，とか
自分の選んだ服の特徴を自分の感覚で確かめていく．
ファッション雑誌を熟読するのもいいけど，
こういうふうに，自分なりの実感を大事に重ねていくことで
色感，サイズ感覚，肌感が磨かれていくのかなーって思う．
歯ブラシを極めたい
仕事から帰宅すると，郵便受けに，日曜に頼んだ商品．
中身は歯磨きセット．
まずは先週に使いきって困っていたフロス．
今回はミントとかワックスとかのない本格仕様．
匂いとか使いやすさとかを捨てて，ひたすら歯垢のとれやすさを追求したようなもの．
なんだか歯みがきの初級者から中級者に一歩進んだ気分♪
おつぎは，歯垢染色液．
CMでおなじみ，歯に赤い色素を塗って，歯がちゃんと磨けているかを知れる液体．
歯医者でやってもらわなくても自分で買えるんだね（笑）
これで，自分の歯の磨き方を客観的に把握
．
ちなみに「歯みがき」っていい方はよくないと，ある本に書いてあった．
歯ブラシは歯を磨くためにやるのではない．あくまで歯垢をとりのぞくためのものなんだとか．
歯を一生懸命「磨く」ようにブラッシングするのはむしろ逆効果なんだってさ．
自分なりの写真
丹野清志『誰も教えなかった“自分流写真"の方法』
この本，すごくいい．写真を撮るのがもっとうまくなりたくて，紀伊國屋のカメラ本コーナーで漁って気になった本の一つなんだけど，他の一眼レフ指南本と比べて異色で，読んでて心に響くものがある．
この本は，他のマニュアル本のように，カメラの用語説明とか，ぼかし方とか，紅葉の撮り方とかが書いてあるのではなく，写真をとるときの考え方を説く読み物的な内容だ．
印象的だったのは，「何かがないと写真にならないということはない」というところ．
花火や祭り，絶景スポットを苦労してとっても二番煎じの写真になりかねない．たまには，近所のような身近な場所を散策して，自分が興味をもったもの，感じたもの（それは，路上のひび割れが面白いとかでもいい）を素直に写真におさめるのもいいのではなかろうか．
今まで旅行やイベントで写真を撮ってきて，なんとなくむなしいような，楽しめていないような気持ちを感じていた．人混みを一生懸命退けて最高のポジションで撮った写真が，後で見返した時微妙だったり，天気がちょっと曇っているだけで，「今日はカメラ持って行ってもいい写真がとれない，散歩はやめよう」なんて思ったり，これだと，まるで写真を撮ること自体が目的になってしまっている気がした．
だいたい，天気が完璧に晴れていて人も少ない絶好の条件で撮った写真なんて，ガイドブックやGoogle検索でたくさん見つかるし，どんなに紅葉をうまく撮っても，もっと鮮やかにセンスよく撮れる人がたくさんいる．
それなら，もっと自分だからこそ撮れる写真を撮った方がいいんじゃないか．この本は自分のもやもやした気持ちにヒントを投げかけてくれた．
まだ一眼を初めて8ヶ月のド素人がこんなことを悟ったように言うのは百年早いのかもしれない．でも，自分にとっての写真撮影は，こういう気軽な感じでいいのかな・・・
